特徴・特色
特徴・特色

 •  人工関節手術は長年苦しんだ関節痛を取り除き、より意欲的で活動的な生活を送っていただくための大変有効な手段です。当センターでは患者さんの満足とよりよい治療成績のために日々研鑽を積み努力を行っています。当センターは他の施設との違いとして以下のような特徴があります。 また、2004年より無料のセカンドオピニオンを含めた相談(土曜午後3時から。要電話予約:047-454-1511)を継続しております。
当院人工関節センターの特徴保存治療で改善が思わしくない場合、希望により、手術によって痛みをとる治療を行っています。主に人工関節手術、関節鏡視下手術、骨きり手術を行っています。
•  MIS(最小侵襲手術)を積極的に行っています。
•  人工股関節はModified Watson Jones Approachという、筋肉を切らないアプローチを用いています。体位は仰臥位で行い、カップの設置精度を上げています。
• 人工股関節設置に際してインプラントにかかる圧力を計測し、至適な設置を目指しています(2012年日本臨床バイオメカニクス学会にて報告)。
• 人工膝関節全置換術はSub Vastus ApproachあるいはMid Vastus Approachという筋肉への侵襲の少ないアプローチを選択しています。また、TKA(全置換)を行う場合は、可能であればご本人の後十字靭帯を温存する手法を用いています。
人工膝関節は適応のある患者さんにはUNI(単顆置換)を用いてMIS手技で治療を行っています。筋肉はほとんど傷めずに手術を行い、患者さん自身の骨や軟骨、靭帯をより多く残す手術であるため、出血も少なくより生理的な膝の動きを残すことができます。UNIを行った患者さんの中には正座可能な方も多くいらっしゃいます。
•  早期よりリハビリを行いますが、早く退院する方も、じっくりリハビリする方も状況やご希望でいろいろいらっしゃいます。
•  患者さんの必要に応じたリハビリが可能です。通常、人工関節手術をした方は翌日または翌々日から車椅子または歩行器を使ってトイレに行っていただきます。無理をする必要はないのですが、通常1週でかなり上手に歩行できる方がほとんどです。実際、手術後1週で退院される方もいらっしゃるのですが、一方では内科的な病気や他の関節も悪かったりしてじっくりリハビリをしたいと希望される患者さんもおありです。ご高齢の一人暮らしの方などでは一ヶ月を超える入院をして、外泊なども試して、十分自信をつけてから帰宅されることも可能です。
•  自己血を貯めていません。
•  手術手技に細心の注意を払い、出血を最小限にするよう努力しています。2005年以降、輸血を要した患者さんはほとんどいらっしゃいません。(人工膝関節で0パーセント、人工股関節で1パーセントです。)
 術前の自己血貯血は日本では多くの施設で行われていますが最近の海外の有名な施設(Mayo clinicなど)ではほとんど行われていません。これは貯血による術前の貧血、体外保管時の劣化、感染の危険、自己血輸血時の血栓の危険などが危惧されるからです。
 当センターでは基本的に自己血貯血は行っていません。
•  ドレーンを入れていません。
•  ドレーンとは手術した関節内に血液などが貯留しないようにこれらを体外に吸いだすチューブで、直径5ミリ程度の太さがあります。手術の際、手術の傷のほかにこの穴の傷ができてしまうことになります。術後1~2日のドレーンの留置は日本では一般に行われる手法です。ドレーンの留置は血液が関節内に貯まるのを防ぐ一方で、術後早期の移動には邪魔ですし、出血を助長するという報告、ドレーンの穴から逆行性にばい菌が関節にはいるという報告などもあります。手術中細心の注意を払って出血を最小限にすることで、当センターでは特殊症例以外ではドレーンを入れずに手術を行っています。
•  合併症は現在のところ少なく、今後も良好な成績を維持するよう努力します。
•  2004年1月より、2013年3月の初回手術700例あまりにおいて感染0.3パーセント、症候性血栓塞栓症0パーセント、股関節脱臼0.5パーセント(2007年DAA採用後の330例で0.3パーセント)です。
•  初回の手術後長い年月が経ち、弛むなどの問題を生じた関節の中には、部品の入れ替えや大部分の取替えなど再置換手術を要する場合があります。一般には再置換手術は初回手術より困難な場合が多く、準備も十分に必要です。当センターでは適応がある場合、治療の成果が十分望めれば積極的に再置換手術を行っています。

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